あらすじ
荒木荘散滅。以上。
・ラスボスの部屋
「えー、最高で、灰になるレベルの太陽アレルギーのDIOさんが地下室。
空から村の見回りに出るカーズさんが二階の部屋。
部屋の奥の中心にステンドグラスを配置したいプッチさんが一階の奥の部屋。
朝日を浴びて目を覚ましてデパートに出社したい吉良さんが一階東側の部屋。
目が覚めた吸血鬼がギリギリまで入ってこれないようにディアボロさんが西日が入る西の部屋、と」
「希望的にはね。しかし、そうなると君の部屋が真ん中の玄関の傍のホールしかなくなってしまうし、
誰かの意見を却下してくれても構わない。誰かのね。
因みに私は働いているので家賃を入れる気があるとだけ言っておこう」
「それよりも家賃は良いから荒木荘の再建費に回してさっさと元に戻りません?」
「二階でなくても出来ないことはないぞ。ぶちぬけばな」
「窓を目張りする」
「死ぬ」
「……そうなると、私かな。まぁ、構わないよ。日中は教会に行ってるし、
夜はDIOのところに遊び行ってもいいかい?女性をそんなところで寝かせるのは忍びない」
「いや大丈夫。ホールでいいですよ。
村人がやってきたら対応しなければならないので玄関に近いに越したことないです。
鍵もメンバーを考えるともはや意味があるのかわからないですしね。もし、何かあれば役所に行きます。
しずえ(可愛い)ちゃん常駐してるし。しずえ(可愛い)ちゃんと話す機会増えそうだし。
じゃあ、部屋割はそんな感じで。……というか、お金が溜まれば一晩で再建終わるんですけど」
「何を言ってる。着実に積み立てしているだろう」
「ああ、一歩一歩着実にね」
第二の荒木荘と化した村長の家の一日について。
朝
カーズは朝日と共に窓から飛び立つ。
吉良はデパートに出勤。
プッチは教会へ。
は役所に出勤。
ディアボロはパソコンを起動。
DIOは睡眠。
*
カーズは花に水やり。
吉良はレジが使用されずに苛立つ。
プッチは掃除が終わりお祈りの時間。
は落し物の持ち主の捜索。
ディアボロ、死亡。
DIOは寝言を言う。「それはラグビーボールではない……このディオのく…び…」
*
カーズ、村人(鳥)に頼まれた村人(犬)の忘れものを届けに行く。
吉良は小さいタヌキのまめきちに代わり品出し。肉球に罪はない。
プッチ、懺悔を聞く。
「親切の振りをして了解も取らずにどんどん増築を進めただなも。お陰でお店はデパートにまでなっただなも」
、美術館提出用のカエルを捕まえる。カエル系の住人との関係を考えて、背筋が寒くなる。メメタァ。
ディアボロ、復活する。
DIOは本を読んでいる。
*
カーズ、村人(犬)に礼の代わりにウィンウィンモフモフさせてもらう。恍惚。
吉良、村人(猫)に擦り寄られキラークイーンはオスなのかメスなのか絡まれる。
プッチ、アドバイスする。「君は真の邪悪だ」
、一回家に帰る。玄関前で倒れているディアボロを発見する。
ディアボロ、に部屋に投げ入れられる。
DIO、二度寝。
*
カーズ、家に帰宅。
吉良、退社。
プッチ、帰宅。
、もう一度家を出て村人のお使い周りに。
ディアボロ、夕闇に怯えながらドッピオと通話。
DIO、準備中。
*
カーズ、腹ペコ。
吉良、帰宅途中で買ったり取った食材で夕食作り。
プッチ、吉良の手伝い。貝は止めてくれ貝は。
、帰宅。
ディアボロ、部屋から出てきてウロウロしつつ食べられないようにそれとなく他人を壁にしている。
DIO、陽が沈んで「オレだけの時間だぜ!」。一巡後の自分をパクる。
*
いろいろ食事
*
カーズは陽が見えなくなって物思い。
吉良、爪切り中。
プッチはDIOに付き合ってる。
はどさくさに紛れて食われたディアボロの回収待ち。
ディアボロ、作戦失敗。多分明日も死ぬ。
DIO、ハイパーカブトムシタイム。
*
カーズ、睡眠、必要なし! だが、暇なので寝る。
吉良はホットミルクとストレッチして早寝。
プッチは月を見て、DIOに挨拶して就寝。
は高い虫を何匹か狩り就寝。
ディアボロ、ハイパーネットタイム。
DIOはプッチと挨拶したあと、朝まで外でウロウロ。
*
ディアボロ就寝。この時が一番安らいでいる。
、激怒。
DIO、カブトムシを部屋に放つ。
・村の名称の話
「オレの村ということにならないか」
「ハァ?」
「らす“ぼす”だぞ?作中でボスと呼ばれたのはこのオレだ……このディアボロだァーーッ!!」
「“らす”というのはラストということだな」
「“りす”ゥ?どこだ?」キョロキョロ
「ラストの“ボス”」
「つまり終わったのだッ!ディアボロ!お前の命はここでお終いだッ!」
「ヤッダーバァァアアアア!!」
「というか今のところはの村だろう」
・帰ってきたとき
「ただいまー」
「「「おかえ(WR)りー」」」
「……濃いなぁ。(慣れない)」
「おかえり、今日の夕飯は、ニコバン(猫)さんから貰った鮭だ」
・初対面の話
「最初はディアボロさんが一番怖い感じかと思ったんですけどね」
「ほう」
「触ったら毒だろうか、とも」
「確かに自然界にはこういう柄は決まって毒であるという主張だがなァ。
しかし、擬態というものもあるのだ。奴はそれだ。
下等な人間が身を派手にして一生懸命主張しているんだとも」
「でも?」
「究極生物は許さん。食う」
「DIOさんも?」
「食べればよかろうなのだァ!」
「やめろ!」
・食欲の秋
「タケノコの収穫です」
「またか、春でもないのに年中採れるなこの村は」
「まぁ、基本的に作物は年中ですね」
「その代わり獲れる物が決まってしまっているがね。
ハァ……もう少し、色々あればレパートリーが増えるんだが」
「村のハーベスト・フェスティバルで配られる食料強奪しまくってたあれ、今年はやらないでくださいね」
「あれくらい良いだろう?ディアボロのほうがはしゃいでたじゃないか。
……“ハーヴェスト”と聞くと何か無償に取り戻したくなってね。何を、とは言わないが」
*
「ご飯出来たみたいで……カラフル」
「「「食物連鎖」」」
「夕食の前の間食は止めろと言ってるんだが」ドドドドド
「日常が怖い」
*補足:どうぶつの森のフェスタではビネガーを手に入れることができる。
「ビネガー!……ヴィネガー!が、二本!二倍(ドッピオ)!おお!もっとだ!もっと手に入れるぞ!」
「ディアボロが壊れた」
今日のボス。お酢を飲みすぎて体がぐにゃぐにゃになり死亡。