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そのアパートは路地裏のある街の中心部から幾つかの小さい橋を渡ったところにある。
界隈から一線を画すように背の高い樅の木が囲み、アーチを潜って数段の上、鉄の扉が入口。
アーチと同じく蔦の絡まる模様が半立体に細工された鉄の輪が左右対称にあって、
開いて先に進むと整然としたタイル張りのエントランス。
最初にぱっと目に入るのは明るい中庭からの光を取り込む緑色の縁をした大きな窓と、
無骨にも思えるくらい金属的な黒い螺旋階段が、人の声がしないしんとした建物内の階層を串刺しにして構えている。
建物自体は三階建ての大きいとは言えない改築した古い洋館であり、エレベーターと駐車場は備え付けられていない。
全体として一世帯に貸し出せる部屋の数はたったの5つで、螺旋階段を中心にして各階を左右に半分に分け、
同じつくりで二戸ずつという広々としたものだが、設備のせいかあまり人気があるとは言えないらしい。
貸し出している全ての部屋の家具は置きっぱなしであり、最初から用意されているものか、
前の住人が購入したものがそのまま残っているので、すぐに生活ができると管理人は言っているが、
狭い螺旋階段で運べないような家具を入れたり、処分する気になった時には、
窓枠の大きさを考慮して各自でクレーン車と運転手を用意しなければならないという意味でもある。
安住の地というよりも、別荘か、一時の間滞在するのに借りられる事が多く、住人も皆どこか空々しい。
そのアパートに先日新しい住人がやってきた。
母子は3階の向かって左側の空き部屋に案内され、例に漏れず、一時的な家として入居を決め、
いつ出て行く事になってもいいよう荷解きはせず、いつもの生活を開始した。
母親はその日のうちに紹介人の所に向かい、残された子は己の趣味の為に路地裏の方へとくりだす。
たった一つ、違っていたのは、少女がアパートに帰って来た時、一人ではなかったという事だ。
**
未曾有の雹が降り注いだ昨日から一晩が明けた。
夜には雹はすでに止み、朝になった今ではどこか浮ついた雰囲気の街も次第に平静を取り戻しているように見えた。
窓から下の道路を覗くと縦横無尽に除雪車が走り回っているのが見え、テレビのニュースでは一部地域で降った雹についてと、
起こっていた誘拐事件の犯人が天候によって逃走できずにうやむやに解決し、誘拐されていた子も無事に家に帰されたという内容が放送された。
しかし、それだけで、足早に次の話題へと移っていってしまった。
まるで突然の異常気象も、事件も、世界は丸呑みにして、日常は続いていく。
しかし、昨日から災難の中心にいて、今、窓の外を真剣に見つめるがそうはなれるはずもない。
正常でない現象はどこかで必ず起こり続けていて、息を潜めている。
事実、このアパートの入口、設けられた鉄のアーチの周辺の地面にはうず高い氷の山があった。
雹が降ったとはいえ、屋根の近くでもなく、道の真ん中に堂々と積み上げられた氷の礫は、誰がどうしてどうやってやったのかわからないまま、
周囲が明るくなった早朝発見され、通行人に困惑の声を上げさせた。
今では山自体は除雪車に取り付けられたブレードと人力のスコップによって掻き分けられつつあるが、
時折作業員が空を見上げては首を傾げている。
実は、作業員の隣のアーチの上部にも、謎の傷がついているが、そっちは発見する人すらいなかった。
大多数の人々は正確な正体がわからないまま、とりあえずは片付けられていき、存在は消え、他の事件と同じく、誰も疑問にも思わなくなっていく。
それは、恐ろしくもあり、反面、平穏を保つには有難いのかもしれなかった。
誰も彼女らが陥っている危機的状況に気づかないかわりに、彼女らの危なげな逃走経路も知らない。
不思議な力の壁の上、頭上の事情も忘れて自宅に突撃し、既に巨大になっていた氷の塊がアーチに衝突して、こそげ落ちたなどきっと思いもしない。
しめたとも、もどかしいともとれる複雑な心境では、体を反転し、ベッドの上を膝立ちで移動しはじめる事にした。
窓枠が空洞に脆く、床が唐突にひび割れ、ベッドからはバネが飛び出す、こともなく、
無事、端にたどり着くと足を下ろしてぶらぶらと揺らして機会を窺う。
(どうしよう)
きっとこんな非正常への対処法を学校で学んだ事はなかった。
それにどんな先生に訊いても取り合っても貰えないどころか、不用心だと叱られる気がした。
親切をしなさい、危険には近づくな、とは言われても、それらが矛盾しないとは限らないのだ。
ほんの少し隣には、布の塊が同じように腰を下ろしていて、少女の右手は布の中に消えている。
その先にはシーツを頭から被った呪われた男の左手があって、二つの手は縛られ、
拘束されているのだ。
**
お互いの手と手を縛りつける。
壁”の能力が自分の触れているものに伝播するという特性上、それは仕方のない対処だったのかもしれない。
しかし、それを直ぐに了承できたわけではなかった。
あの後、寸前のところでやらかした失敗を後に階段を駆けあがり、帰宅に成功した頃、既に陽は沈み、だんだんと雹は止みつつあるらしかった。
繁華街のほうのパトカーか救急車の音が耳に届くくらいに静まり、恐る恐る隠れていたテーブルの下から這い出てみると、
暗い部屋は次の災難の正体を掴ませず、不気味にすら思えた。
けれど、体を固くしていても、見渡してみても、不思議と何もなく、四辺壁に囲まれている分、緊張が緩んだ。
無意識に強めに握っていた手の力も弱まって、それで男のほうの手からもすでに力が抜けている事に気がつく、それがなんだか様子が可笑しかった。
指が外れそうになると握り、また、力が抜けそうになる。怪しんで見上げると、男の顔色は陰のなかでも真っ青だった。
どうしたかといえば、酷い眠気があるんだと言った。
男は連続する死から抜け出している今の状態を自覚しつつあり、肉体かあるいは精神の疲労分の睡眠欲求が一気にきているのだと言う。
は「大丈夫?」と心配したが、男はそれよりも「親はいつ帰ってくる?」と胡乱げな顔をした。
それが焦っている様子だったのと、
両親の帰りを訊くと言えば、子供にとって自分じゃない大人に用があるんだろうという気にもなり、
母親が最低限3日”は帰ってこない事をそのまま打ち明けた。
事情を理解してくれそうで、助けになりそうな人は、誤解してくる警察のほか、破天荒な肉親しかもういないだろう。
しかし、ここで、
あと3日という時間に残念がるよりも、喜ぶよりも、
警戒心のない子供に絶句するよりも、先に、
男は「口を大きく開いてくれ」と奇妙な事を言ったのだ。
「くち?」
「そうだ」
「くち、」
唐突過ぎて戸惑い、見当がつかず首を傾げた。
しかし、問答もなく、容赦なく長い指が顔の前で彷徨う。
質問をすればそのまま口に指を突っ込まれそうに見え、実際、その指で頬を押された。
だから、堪らず自らおずおずと開いた。すると、男は健診の時の歯医者のように真剣にじっくりと口内を見つめ始めたのだった。
舌を移動させるように指示を出され、何かを確かめているらしく、結局、すぐ済むだろうという甘い予想を大きく上回って、
全ての歯を隅から隅まで見つくし、顎がくたくたになった頃、「よし、虫歯はないな」と本当に歯医者のような事を言った。
正直、その時は男の正気を疑った。しかし、彼のほうは言ってからよろめくほど安堵し、ようやく最低限条件が揃ったのだと言った。
彼が考えていたのは“壁”のスタンド能力に関する考察だった。
**
まず“壁”のスタンドは、能力者の判断とは別に自動的に発動するものだ。
それを男は災難から逃げる道中確認し、記憶していた。そして、は“スタンド”という能力の名称を知らなかった。
名称を知らなかったという事は、能力が目覚めた時に“教えられる相手”が傍に居なかったか、
調べる気にならないくらい昔から知らず知らずの内に使いこなしてきたという例が大半になるのだという。
よって、の能力は意図的に呼び覚まされたものではなく、以下の二つの要因に絞られるらしい。
「生まれつきだったか、それとも事故で目覚めたか」
男は尋ねなかったが、は事故のほうに首を傾げ、生まれつきのほうに頷いた。
そのスタンドと言うらしい存在は、小さい頃からずっと人生に寄り添い、恐らく彼女に大きく影響を及ぼして来た。
男は、の“壁”への慣れ様も観察して置き、どちらにせよずっと幼い頃に能力を手にしてきたはずであると予想した。
次に、歯に“虫歯”はなく、全てが健全な状態なのを確かめ、
10年以上使われてきただろう“壁”のスタンドが、スタンド使いが意識がない状態、
“眠っている間”にもずっと人体を守り続けていた可能性が高いと結論を出した。
つまり、“壁”のスタンドの能力は、能力者が望む限り、
それは能力者が就寝してしまったとしても自動的に継続させられる特性を持つ。
けれど、ここで、ひとつ、疑問が生まれる。
「私、毎日ちゃんと歯磨きしてたよ」
虫歯がないのはそのせいってこともあるんじゃないのか?
だが、返答はすげなかった。
「してようがなる奴はなるものだ。
親が帰ってくる日付も曖昧な留守番に慣れたガキが、
一人で規則正しい生活と食事を守っていたとも思えないからな」
そういえば、疲れてやる前に寝ちゃう日もあった気がする。
思い当って、ぽかんと開いていた口をは閉じた。
スタンド能力の“継続期間”。そんな事考えたこともなかった。
意外にもポンポンと差し出される回答の一つ一つを飲み込み、了解すると、改めて、男に感心した。
男の言動が不審なのは路地裏で会った時からそうだったけれど、
この人は焦ったり怯えたりするなかでどこか冷静で、じっくりと物事を見つめているのかもしれない。
もし、スタンドの能力が、寝ると切れてしまう類のものだったのなら、この呪いを解くまで眠れず、
一徹もギリギリな少女が寝てしまえば男は死に、不幸によっては寝ているも巻き込まれて、
ただでは済まなかったかもしれない。
「これで、最低限、条件は揃った。3日間は猶予が、ある……」
「……ねえ、本当に大丈夫?」
確信を得ると気が緩んだのか、その場にしゃがみ込んで男は堅く目を瞑って睡魔に耐えるようにしていた。
話すのも一度休んでからのほうがいいかもしれない。しかし、男は、なんとか持ちこたえると、
猶予を得てやってきた儘ならない強烈な睡眠欲求に飲まれる前に、なんとか約束を取り付けたがった。
“壁”のスタンドの能力が発生する条件のもう一つ、他者を守るには触れている状態を維持しなければならない。
それを今後が協力する事。
それが 「手と手を縛りつけたい」という要求だった。
**
「えっ」
はよろめいた。
確かに、ただ触れているだけでは、ふとした瞬間、離れてしまうかもしれない。
部屋に辿り着くまでの災難のようなものが続くのだったら、きっとそういう場面は来るし、
寝ている間は離れたことに感知もできないだろう。
これを解決するには、何かで縛って固定するのが一番手っ取り早い。
だが、理解と許容は別だ。
背中が仰け反った。
しかし、手はすでに男の掌のなかだ。
「ちょ、ちょっと待って」
そのまま有無を言わさず固定されるのかと思って、
ぐいぐいと繋いだ手のひらを中間地点に持っていこうとした。
あれ?とようやく思ったのだ。
もしかしたら、自分は、出会ったばかりのよくも知らない大人の男と、
これから四六時中、手を縛り会う生活を送らなくちゃあいけないのかもしれない。
それは、解決するまでの間のちょっとした時間かもしれないし、
もしかしたら数日、一週間、一か月…… 解決しなかったら、一生。手を離せばまるで殺人。
殺人まではいかないのかもしれないけれど、今後死ぬまで忘れる事のできない目にあうだろう。どちらの未来も痛烈だ。
それがやっとわかった。わかって、自分の手を包む大きな掌が怖くなった。
いつの間にかどうしようもできなくなっている。
壁”があると高をくくった事、直ぐに引き返さなかった事、落ちてくる鉢植えから男を守った事、上を向いて歩いていた事、
注意されたのに嘘をついて路地裏に行った事。
次々に過ぎ去った行動が思い起こされた。それにしても酷い局面じゃないだろうか。
そんな追い詰められたような少女の態度に男は彼女の肩を掴んで、案外とちゃんとした了承を求めはじめた。
いくつかの御伺いを立て、これが叶ったなら、報酬を出すというのだ。
曰く、
「もし、おまえが協力をしてくれたのなら、望むものを用意すると約束する。
何か、欲しいものでも何でもいい。何か、ないか?」
「わたしが眠っている間、ただ大人しくしているだけで、そうだな……わかりやすく、100万なんてどうだ?
望むものとは別に一晩に100万上乗せしてやってもいい!」
「100万円、解るか?お前の小遣いの額は知らないが、その何百倍、わかるな?」
まるでポンと「隠した金もまだあるだろうし、焚きつけて動かせる手駒も残っているはず」と、100万円という子供にも分かりやすい額を提示すると
「くそ、頭悪そうな会話だ」と頭を抱えた。しかし、がしおしおと「あなたは、お金持ちな人なの?」と訊くと、
何故か隠しきれない恨めしいような眼をし、「そういえば、名前は?何て言うの?」と重ねて尋ねてみるものなら男は目線をそらして具合悪そうに黙った。
まだ照明も点けていない暗い部屋の中、お互い警戒を含んだ大小の間に決定的な沈黙が暫く続いた。
は今日この日に路地裏に行ったことを後悔しようとしていたし、
名乗れないらしい男も歯がゆそうにしていたが、ほかに切れるカードはないようだった。
せめて、この呪いの解除の方法について考えてみようものの、
男は思考の働かない痛い頭を振って、これについて考える時間を作る為にもと言い、眠りの淵に落ちないように慎重に呼吸をしていた。
眠ってしまえばこの子供は手を振りほどき恐ろしい死に目を見ないよう一目散に逃げ出すかもしれない、そんな疑いが男を奮い立たせているように見える反面、
約束をしたところで知恵がある彼が心底信頼して安心するわけでもないのかもしれない。
ただ、押し寄せてくる逃れようもない眠りに対して、ありとあらゆるものが信じられないなかで、瞼を閉じられるきっかけが欲しいのかもしれない。
それを察する分、の口は重かった。これは適当に答えてはいけないものだ。部屋は沈黙と沈黙とで、静まり返った。
しかし、そうして、吐息だけが部屋に響き続けるようになるのがあからさまになると、男もだんだんと静かで悲観的な目になっていった。
終わりも分からずに死に続ける気持ちを考えると理解を超えるほど、底なし沼のように恐ろしい。
存在不明な報酬について考えてもみた。あらゆる忌避や困難を思った。
どうすればが一番平穏だったのかといえば、路地裏なんて好きにならなければよかったのかもしれない。
「わ、わかった」
言って、言ってしまって呻く。
どうしてこうなってしまったんだろう。
「とりあえず、寝てる間、傍にいればいいんでしょ?
あなた、具合悪そうだし、報酬とかわかんないから後で考えてみてもいい?」
逃げてしまえば男は確実に死ぬ。
ずっと拘束されるかどうかは今後に掛っている。
だから、今はこっちがきっと正しい。は繰り返し、そう自分を納得させる事にした。
知らない街のなかの言葉のわからない人々が溢れる道、
そこで母親を見失いそうになりながらついて歩く子供の不安。
そういう心のの何百倍の不安を持つだろう男が居て、彼が持っているだろう、自分がどこから来てどこへ行くのかもわからない心もとなさには、少女の身に覚えがあった。
そういう不安の中で、振り向いて発見し、手を引いてくれる人、親切に地図を開いて国の話をしてくれたり、危険に気遣ってくれた誰かが彼女には居た。
それが優しくて正しいものだと、ずっと信じている。
そして、なにより、納得し、次に頭をひねってみると躊躇を呑み込めるだけの“方法”も、それなりにやりようはあるようにも思える。
「だから……し…、縛っていい、よ」
ただ、慣れようもない言葉を言うしかなく、それは、灰汁を食らったように歯が浮くのが生々しい
少女は、ちょうど近くにあった電話に掛けてあった埃よけの薄い布を勢い手にし、男に告げると、
男のほうが不審に、戸惑った顔をしていた。
しかし、そのまま強く「でも、ひとつだけ条件があるの」と“方法”を領分として続けては、言っておく。
「お互いのためでもあるんだけど、
今後、それぞれが“絶対に無理”だと思うことはお互いに尊重しあおうっていう条件」
“トイレと着替えとお風呂の時、スタンドを残しておくから本体からは手は放す事”
ひとまず、この“方法”を絶対叶えてくれないことには、
12才の女の子が提供する精神製の盾なんか、
いづれ擦り切れるに決まっていた。
**
方法を了承した男は、手と口を使って手と手を縛り、さっそく足を引きづりながら奥のベッドへと向かって、体を横たえた。
横になると今にも落ちそうな瞼の下で意識がどろりと溶けて、自然と溜まった涙が真っ白な寝具に吸い込まれていき、息が浅く伸びやかになっていった。
そして、彼が一度眠りに落ちると、10時間、つまるところそのまま朝まで目を覚ます事はなかった。
災難に追われて一緒に右往左往したも男の様子を気にしつつも、
そのうち疲労に憑かれてベッドの端っこを失敬するとゆっくりと眠りこんだ。
しかし翌朝、彼らは、早々に目を覚ます事になる。
解除し損ねた目覚まし、ではなく、疲労に絶え絶え、睡魔の心地良さからだんだん息苦しさに襲われ飛び起きて、
二人でげほげほしながら窓を開け、原因を探ると劣化したキッチンからガスが漏れていた。
アパートに逃げ込んでから朝を迎えるまであんなに絶え間なかった災難が不思議と沈黙しているように思われたが、
人知れず長い時間、音も立てずにガスは充満しつつあったらしい。
男の予想通り、害から守る“壁”は眠っている間も二人を守り続けたが、その為に匂いにも気付かなかった。
よってやんわりと壁の中の安全な酸素は消費され“死因”の一歩手前までいくはめになった。
つまり、呪いは室内でも起こる。
やっぱり、神はいなかった。
カーズの話で言ってたずっと手を繋いでいなきゃいけないという絵面の辛さがこれです。
子供にしとけばなんかこうほのぼのーと誤魔化せるんじゃないかと思ってたけど、別の意味でキツイ。
あとこの話の舞台はイタリアじゃなかったりします。日本でもないです。
スローリーゴーゴンとは違って舞台に役割は殆どないんですが、風景的には北欧がいいなと思ってます(好みの問題)。
でも、基本的にイタリア語も英語も通じない“どこか”とします。通貨単位は面倒なので“円”です。
・主人公のスタンドについて
GERが弾きゼロに戻すのなら、イージス(仮)は受け入れ受け流し消化するといった感じ。
基本的にぶつかってきた物体を傷つけることはない。スペシャル素材のエアバックとか厚い粘土とかのイメージ。
例外だったのが、本編のディオのナイフ。正直そこまでネタが固まってなかったのもあるけど、
粘土にナイフをぶっ刺した状態で吸血鬼の力で無理やりぐりぐりやってたら横からパキーンっていくかもなぁってことでひとつ。
そう考えると、イージスの防御力っていうのはGERの自動性+スパイスガールで、ボスのトラウマホイホイ。
(2015/1/13 なんか読みづらいので書き直し。)
うーん、なんかしっくりこないので、ときどき書き直すかもしれませんが、本筋は変わらないです。
書き直し地獄の要因:あれを了承する主人公(12才・女子)がわからない。